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執筆者の写真Toshi Ichikawa

ABC NEWSでもレンタルなんもしない人が取り上げられたようなので…


実は、ぼくも利用させていただいたことがある。自分なりの分析だけど、このサービスの利用者の根底に、日本人独特の「人間関係の距離感」があると思う。ひとさまにご迷惑をかけることだけはしないようにと教わり、いつも他人の目を気にして生き、内と外を意識して、身内や友達といった心を許して良い仲間には、自分の「生」な本音部分を共有できるけど、共有することは過剰に心配やらお節介が始まるのでよほどのことでなければ言い出せず、逆にそれ以外の外の人には、自分をさらけ出すことなくいつも中立的な状態でネガティブにならないよう当たり障りのない応対をする。SNSの時代に、逃げ道を見つけたように見えた人も、SNSには意外なバッシングをされるリスクが常に潜んでいる。


中庸を重んじて、目立たないという日本人の持つ美徳。


そんな難しいバランスを当然のように携えて生きる日本人に、まるで弥勒菩薩のような風貌の、なんもしない人が横にいてくれることで、自分に自信が取り戻せ、自分のなすべきことができ、自分が自分ときちんと向き合える時間を過ごすことにつながっているのではないか、そう自分は分析する。


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